佐賀県にある女子刑務所『麓刑務所』
九州で唯一の女子刑務所となっており、多くの受刑者が入っています。
今回はそんな麓刑務所について、差し入れや面会の時間。
また女性受刑者は普段どんな生活をしているのかを紹介していきます。
【女子刑務所】麓刑務所は一体どんな場所にあるの?
『麓刑務所』の場所はコチラになります。
住所:佐賀県鳥栖市山浦町2635
コチラは女子受刑者だけが集まる刑務所となっています。
収容定員数:約302名
それでは引き続き、面会時間などを確認していきましょう。
【麓刑務所】面会可能となる時間帯は?
麓刑務所で面会可能となっているのはコチラ。
- 平日(12月29日~1月3日以外)
- 8時30分~11時30分
- 12時30分~16時00分
また面会できる時間は30分となっています。
裁判がまだ終わっていないケース
- 誰でも面会が可能(恋人&友人も可能)
- 1日1組限定(1組あたり3人まで)
- 2組目以降は面会は不可
裁判が決定しているケース
- 親族のみ面会可能
- 月2~7回まで面会が可能※
※コチラは受刑者に振り当てられる”類”によって回数が異なります。
【麓刑務所】差し入れすることが出来るモノとは?
差し入れに関してですが、コチラは刑務所によりOKNGが異なるケースがあります。
⇒裁判が終了していない方への差し入れ
- 現金
- 下着
- 装飾品がついていない手紙
- 書籍
- メガネ・コンタクト
- 封筒・便箋
- ハンドタオル(バスタオルNG)
- 数珠
⇒判決が出ている方への差し入れ
- 現金
- 装飾品がついていない手紙
- 書籍
またメガネや書籍に関しては厳しい基準が存在しています。
そのため、不安な方は一度連絡を入れて確認を取るor現金を渡すほうが確実となります。
【麓刑務所】郵送をすることはできるの?
この他にも、差し入れは身分証明書や印鑑が必要になる場合もあるので用意しておくコトをオススメします。
⇒郵送で差し入れをする時
郵送でも差し入れをするコトが可能です。
ちなみに数百人ほどの受刑者の方がいらっしゃいます。
そのため、似た名前の人がいる可能性もあるため、フルネームを漢字でしっかり書くのがポイントです。
この他にも1日に差し入れできる回数が決められているため、郵送するときは必ず刑務所に連絡をオススメします。
下記記事では郵送に関しても紹介しています。
ちなみにアマゾンや楽天で注文して、直接届けてもらうコトも可能です。
【女子刑務所】受刑者が過ごす麓刑務所はどんな場所なの?
コチラは麓刑務所の部屋となります。
1部屋10畳ほどとなっており、4~6人ほどで共同生活をされています。
ちなみに麓刑務所は雑居の中にトイレがなく、外にある形です。
コチラは豊橋刑務所になりますが、完全に分離された形となっており、開放感がある部屋になっています。
ちなみに基本、刑務所もほぼ同じ部屋の作りになっています。
詳しい詳細に関しては下記記事をご確認ください。
【麓刑務所】どんな作業をしているの
そんな麓刑務所ですが、受刑者が行うコトになる刑務作業はコチラです。
⇒刑務作業とは?
刑法に規定された懲役刑を執行する場として、刑事施設に拘置して所定の作業を行わせるとともに、改善更生及び円滑な社会復帰を図るための重要な受刑者処遇の一つです。また、所内で規則正しい生活を送らせることにより、その心身の健康を維持し勤労意欲を養成して、共同生活における自己の役割や責任を自覚させ、職業的知識及び技能を付与することにより、円滑な社会復帰を促進することを目的としています。
出典:https://www.moj.go.jp/kyousei1/kyousei_kyouse10.html
簡単に説明すると、刑務所の中では作業(仕事)をする必要があります。
1日7~8時間ほど労働をしつつ、報奨金という形で受刑者はお金を得るコトが可能です。
この刑務作業は場所により行う作業が異なります。
そして、麓刑務所で実施されているモノがコチラとなります。
- 自営:炊事・洗濯・掃除など
- 洋裁:刑務官の制服
- 伝統工芸:佐賀錦織の製品つくり
- その他:紙袋など
さらに麓刑務所では受刑者の方が資格取得をできるなど環境が整っているようですね。
【麓刑務所】一体どんな資格が手に入るの?
刑務所に入った後、態度が良かったり、他の受刑者の模範となる方は資格を取るコトが可能です。
では、麓刑務所では一体どのような職業訓練ができるのでしょうか。
- ホームヘルパー科
- ビル設備管理科
- 通信教育系など
この他にも資格取得が可能となっており、種類が豊富なようです。
まとめ
今回の記事では麓刑務所について紹介をしていきました。
佐賀県にある女子刑務所『麓刑務所』
九州で唯一の女子刑務所ですが、伝統工芸などを学びながら更生に向けて一歩ずつ進んでいる。
そんな毎日があふれているようです。
コメント